交通事故の時の示談交渉はかなり素人には難しいですし、保険会社ははっきり親切ではありません。体験談などで紹介します。

交通事故の示談など体験談。事故経験者だからこそわかること。

交通事故体験談

交通事故で泣き寝入りすることに!知り合いでも警察への通報を忘れずにする

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事故現場で示談したことに大反省!一度示談したら取り消せない

事故当日、私は朝4時までのバイトを終え、眠い目をこすりながら自宅へ帰るところでした。
時刻は朝の4時半くらい。
帰り道の赤信号でボーッとしながら止まっていると、突然ドンっという衝撃を後ろから受けました。

ボーッとしていたため、私の脱力していた体は大きく揺れましたが、体に痛みを感じることはありませんでした。

後ろを振り向くと、「ぶつけられたんだ」と分かり、車外に出て行くと、相手の方も車から降りてきました。

私は疲れていたので「面倒臭いな〜」と思いながら相手に近寄り、「ぶつけましたよね?」と聞きながら自分の車を確認。

すると、相手が「あれ?〇〇ちゃんだよね?」と一言。
自分の名前を呼ばれたので驚きました。
何と、相手は仲のいい友達の元彼だったのです。

なんども会ったことがあり、一緒にご飯にも行っていた相手でした。
「ごめん。俺も今バイト帰りで眠くてボーッとしてて、気付いた時にはぶつかっていた。怪我は大丈夫?」

怪我はないことを伝え、再度互いの車の状況を確認。
相手の車は軽自動車だったせいか、前方がグチャグチャに凹んでました。

一方、私はトヨタのサーフに乗っていたのですが、凹むこともなく傷がほとんどついてなかったのです。

少しナンバープレートが凹んだくらいで、ボディーには全く傷がありませんでした。

私は「車が無傷だし、怪我もないから大丈夫だよ。」と伝えました。

相手は、「俺は助かるけど警察とか呼ばなくて大丈夫?」と言われましたが、疲れ果てていた私は面倒が嫌で、早く家に帰って寝たいと思っていたし、相手が知り合いだったこともあり問題ないと思ったのです。

「うん。大丈夫だよ。ただ、ナンバープレートを交換するかもしれない。それだけ払ってもらってもいい?」と伝えました。
「本当にそれで大丈夫?」
「うん。それで大丈夫だから」と答えました。
すると、相手が「一応なんだけど、事故をしといて言いづらいのだけど、俺、警察で事故扱いにされると免停になっちゃうから困るんだよね。警察には連絡しないってことで本当にいいんだよね?」と不安そうな表情で聞かれたのです。

ナンバープレートの修理代についても承諾してくれたし、怪我もなかったので問題ないと思い「うん。事故扱いにしないから大丈夫だよ」と伝えました。

念のため、ということで、相手が示談書を作成してほしいと。
そんなものが必要なのか?と思いましたが、相手は車からメモ用紙を取り出しました。

内容は簡単なものです。
事故があった日付と時刻が記載され、ナンバープレートの修理代を負担することで解決する、というような内容でした。
こんなメモ書きみたいな書面に何の意味があるのだろう、と感じましたが、サインに応じ、その場を後にしたのです。

帰宅後すぐに寝て、翌日になって再度車を確認。
事故当時は薄暗くて分からなかったのですが、何となく後方部分が歪んでるように見えたのです。

知り合いの車屋さんに持っていき確認してもらいました。

「後ろの部分、歪んでるよ。これ直すなら板金だね」
思った通りでしたが、修理するとなると10万近くかかるとのことでした。
ナンバープレートだけを直すと相手には伝えてしまっていたので、慌てて相手に連絡しました。

「板金することになって、10万近くかかるらしい」と伝えると、
「え?10万。困るよ。だってナンバーだけってことで示談書も作ってあるんだから。直すならそれは自分で払ってよ」と驚きの回答でした。

知り合いの車屋さんに相談すると、何でその場で示談なんてしたの?と怒られました。

「交通事故の場合、一度示談したら簡単には取り消しできないよ」
私はまさかこんな事になるとは思わず、念のため自分が加入している保険会社に相談しました。

答えは同じでした。
警察に届けていないと交通事故扱いで修理費用も出せないし、それに示談してしまったら相手には請求できない、という話でした。

親に伝えると、なぜその時に警察に連絡しなかったのか、とこっぴどく叱られました。

相手が知り合いだったので、きちんと対応してくれると思った自分に腹が立ちました。
自分のせいでもありますが、完全に泣き寝入り状態です。

事故現場での示談は絶対にダメ!示談するタイミングは被害の全容がわかった後にする

完全な被害者なのに、親には怒られるは、相手にも冷たくあしらわれ、修理代金さえ払ってもらえない事態に凹みました。

赤信号で完全にストップしている状態で相手がぶつかってきたので、10対0で全ては相手の過失という事故でした。

それなのに、自分がその場で示談に応じたばかりに散々な目にあったのです。
そんなことを考えていると頭が痛くなりました。

しかし、頭が痛いのは他にも理由があったのです。
翌日になると頭痛は酷くなり、首の痛みで首が回らない状態に。

何かがおかしいと思い、病院へ。
すると、頚椎捻挫と診断され、むち打ちですね、と医者から言われました。

「最近何か衝撃を受けましたか?」と質問され、「交通事故で後ろから衝突されました」と伝えると、「原因はそれですね」と即答。

医者はご丁寧にアドバイスもしてくれました。
「物損で処理しているなら僕が診断書を書くからそれ持って警察に行き、人身に切り替えてもらうといいよ」

私は呆然としながら、「示談してしまったんです。それでも人身事故にできますか?」と聞いてみました。
「え?もう示談したの?」と目を丸くしたのです。
そして、「あなた、何やってるんですか」と冷たい目で見られました。
「ちょっと僕には分からないけど、警察に相談してみたら」とだけいい、診察は終わりました。

警察に相談すると、やはり同じ回答でした。
示談をなかった事にするのは難しく、裁判でもやらないと無理だと。
仮に裁判したとしても認められる可能性は低いと言われたのです。

さらに、なぜ事故直後に110番しなかったのかと怒られました。
私は被害者なのにあらゆる人から怒られ続け、本当にやりきれなくなりました。

つくづく、その場で警察も呼ばずに示談してしまった事に後悔しました。
示談という言葉は知っていましたが、ちゃんと理解せずに甘い認識をもっていたため、事故現場でしてしまうことの危険性を理解していませんでした。

きちんとどんな被害を受けたかが明確になってからするべきでした。
知り合いだから、怪我をしていないから、車に傷がないから、という場合でも現場での示談は絶対にしてはいけないことだとわかりました。

後悔と反省だけが残る事故でした。

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