交通事故の時の示談交渉はかなり素人には難しいですし、保険会社ははっきり親切ではありません。体験談などで紹介します。

交通事故の示談など体験談。事故経験者だからこそわかること。

交通事故体験談

交通事故で負った怪我の賠償が受けられない!しっかりと通院しなかった事に大後悔

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事故との因果関係の見解は医師によって異なる

20代後半の頃、原付で通勤していた際に事故にあいました。
私は交差点を左折する自動車に巻き込まれたのです。
サイドミラーの死角になっていたようで、私が左端を直進しているのが見えなかったそうです。

私も相手の車が左折してきたことが瞬時にわかりブレーキをかけましたが、間に合わず巻き込まれる形で歩道に倒れました。

大したスピードは出ていなかったため、大事故にはなりませんでしたが、原付が自分の体の上に覆いかぶさり、左ひざが地面に叩きつけられたため、自力で立つことができませんでした。

相手は女性の方で、年齢は30代の方でした。
車からは降りてきたものの、どうやらショックを受けたようで、その場に立ちすくみ震えていました。

すぐに別の方が救急車を呼んでくれて、私は救急車に乗り病院で手当てを受けることになったのです。

幸い、擦り傷や打撲等の外傷はあったものの、骨折はしていませんでした。
ふくらはぎの部分を何針か縫いましたが、興奮状態で痛みもそれほど感じることなく手当を受けました。

念のため、1日だけ入院をして、その後は通院という形になりました。
退院後は、個人の整形外科を紹介してもらい、1日おきに消毒と軟膏のようなものを塗る、ということを2週間ほど行い抜糸となりました。

抜糸も終わり、一応は歩ける状態にはなったので仕事に復帰したのですが、その後も足が腫れたままで、たまに突っ張ったような痛みを感じてました。

少し心配はありましたが、自然に治るものだと思い、また仕事もこれ以上休める状況ではなかったため、病院には行かずに過ごしたのです。

足の方の腫れや痛みが徐々に回復してきた頃でした。
事故からは1ヶ月半が経過。

腰の痛みが酷くなり、病院へ行くとヘルニアだと言われました。
しかし、担当医師からはヘルニアと1ヶ月半前に起きた交通事故に因果関係はないといわれたのです。

医者が言うのなら間違いない、と思いましたし、会社も休むことができない状況でした。
痛みはあったものの耐えられる程度でしたので治療を受けずに過ごしました。

しかし、事故から3ヶ月頃になって、腰の痛みが耐えられないほど悪化したのです。
もはや限界だと感じ、前回とは異なる病院へ行きました。

すると、そこでの見解は前回ヘルニアの診断をしてくれた医師との見解とは異なるものでした。

「椎間板が膨隆しているね。症状が事故後に出たのなら、おそらく賠償の対象になると思いますよ。」

保険会社に連絡して医師から言われたことを説明しました。
すると、「すでに事故からは3ヶ月が経過しているため、後からあそこが痛いここが痛いと言っても因果関係は認められません。医師に診断書を書いてもらって提出してください」と言われたのです。

医師に相談すると、その医師はすんなりと診断書を書いてくれました。
医師の協力もあり、どうにか賠償の対象となり、ヘルニアに関しても治療費や通院費用を受け取ることができました。

事故が原因の後遺症なのに通院費用を自己負担する羽目に

その後、痛みもそれほどなかったので月に2回程度の通院を行なっていました。
ただ、通院から4ヶ月がたった頃、相手の保険会社がそろそろ症状固定にしてほしいと言ってきたのです。

意味がよくわからず、医師に伝えると、「痛みが酷くなることはないと思うけど、ヘルニアの場合は完全に治るということでもないから、1ヶ月くらい様子見て症状固定にして後遺障害申請するのも一つだね」という説明を受けました。

交通事故の知識がない私は初めて知ったのですが、症状固定といって、通院が必要でも症状が良くならないような場合には、事故としての治療が打ち切られるのだと知りました。

なお、治らない症状についての賠償は、後遺障害申請をして認定を受ければ慰謝料として受け取れるわけです。

そういうルールがあるのなら仕方がないと思い、医師には症状固定にしてもらい、後遺障害申請のための診断書を書いてもらいました。

しかし、現実とは厳しいものです。
認定されなかったのです。

理由は、恐らくコンスタントに通院していなかったからだそうです。
私の場合、痛みを我慢して仕事を優先していたので、ヘルニアと分かっても頻繁に通院しませんでした。

これが良くなかったのです。
通院期間も約3ヶ月でしたし、通院回数も少なかったので、私としては本当に痛かったのですが、「通院もしていないのだから、大した痛みではなない」と判断されたわけです。

今更後悔しても仕方ありませんが、しっかり通院することは後遺障害認定の重要なポイントだったそうです。

仕事が休めないからと痛みを我慢して通院をしなかったことに、後悔と反省をしました。

認定されていた場合の賠償額のことを考えると本当にガッカリです。
まだヘルニアも治らない状況で、結果的に全てが解決した後も月に2度は通院しています。
その費用はもう賠償されることもなく、自己負担しているわけです。

もしあの時に戻れるなら、「仕事を休んででも積極的に病院に行きなさい!」と言いたいです。

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